
出雲崎産のサザエを使用した「さざえの魚醤」
新潟県出雲崎町尼瀬の道の駅「越後出雲崎天領の里」では、出雲崎産のサザエを使った「さざえの魚醤」を販売している。料理に隠し味として入れると深みが増すといい、「天領の里でしか買うことができない」という限定商品だ。
開発のきっかけとなったのは、天領の里で人気の「さざえの炊込みご飯の素」だった。ここで使うサザエの肝は捨てていたが、支配人の嶋野仁さん(63)が「もったいない。サザエの魚醤は聞いたことがないので肝を使ってやってみよう」と、1年半前に商品化した。
商品化には、鮭や甘エビの魚醤を製造する糸魚川市の水産会社「能水商店」の協力を得た。サザエの苦みやうまみを感じる醤油に仕上がっている。和風パスタや...
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