公開授業でみその魅力について議論する児童たち=6月22日、新潟市中央区西大畑町
公開授業でみその魅力について議論する児童たち=6月22日、新潟市中央区西大畑町

 全国から教育関係者が集い、生活科や総合的学習の在り方を考える「日本生活科・総合的学習教育学会」の全国大会が6月22、23の両日、新潟市中央区で開かれた。教員や研究者ら約1000人が参加。2日間を通じて公開授業や研究発表が行われ、個性を生かす授業について話し合われた。

 公開授業は沼垂幼稚園と新潟小、新潟大付属新潟小中学校で実施。参加者による研究発表は新潟青陵大などで行われた。

 新大付属新潟小の3年生の教室では、みそをテーマにした授業が公開された。これまでに地元の職人からみそ造りを教わったり、みその歴史や特徴を調べたりしてきた児童たちは、みその消費量が落ちている現状に直面。今回は魅力を伝えるチラ...

残り212文字(全文:512文字)