新発田市に就業体験に訪れたマダガスカルの若手農業者＝新発田市下石川
アフリカの島国、マダガスカルから若手農業者が来日し、新潟県新発田市内の水田などで就業体験に臨んだ。日本で普及しているコメの栽培技術に触れ、母国でも身近な稲作が日本でどのように行われているか、体験を通じて理解を深めた。
マダガスカルは農業が盛んで、主食もコメと、日本を含むアジア地域との共通点が多い。日本での外国人労働者の需要が高まる中、日本に向けた人材の送り出しや、マダガスカルへの技術の還元などの可能性を探ろうと、国際協力機構（ＪＩＣＡ）が企画した。
日本での就業を検討している２０代の男女８人が参加。５月下旬に市内を訪れ、農業法人「アグリ・システム」（新発田市麓）の協力のもと、コメ作りに関わる...
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