
願い事を書いた竹短冊を飾り付ける園児ら=田上町原ケ崎新田
七夕を前に、新潟県田上町の道の駅たがみ(原ケ崎新田)や湯田上温泉の4旅館で、町内産の竹を使った「竹短冊」が飾られている。竹林整備で切り出した竹を活用し、町のブランド力強化を目指す新しい取り組みで、関係者は「田上ファンが増えるきっかけになれば」と期待を寄せる。
田上町産業活性化ブランド戦略協議会が企画した。これまで廃棄されてきた竹の新しい活用方法として、2024年初めて製作。町内産の竹が一つ一つ手作業で縦20センチ、横6センチほどの短冊に加工されている。協議会の杉田耕一会長(55)は「全国でも初めての取り組みではないか」と話す。
6月26日には、田上いずみルーテル幼稚園の園児16人が道の駅を訪...
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