バトンを回したり投げ上げたりして演技するスポーツ「バトントワリング」の世界選手権大会(8月4〜11日、スウェーデン)に、新潟市東区出身の同志社大4年、岩渕圭登さん(23)=京都府=が日本代表として出場する。岩渕さんは過去に8回、世界大会で優勝した実力者。故郷の応援を背に受け、「表現力の高い演技で優勝」を目標に、地道な練習を重ねている。

 岩渕さんは3月下旬、名古屋市で開かれた日本代表選考会のフリースタイル個人・男子シニア(18歳以上)で14人中2位に入り、3位以内に与えられる日本代表の資格を得た。

 「3位以内が目標だったので安心した」と語る一方で、世界トップクラスの実力者だけに、「予選、決勝と...

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