新潟県五泉市宮町の五泉八幡宮で、約5000個の風鈴を飾る「七夕風鈴祭」が開かれている。涼やかな音色と色とりどりの風鈴を楽しみに市内外から多くの人が訪れる祭りで、7月5日には近隣の五泉小学校の児童が訪れて歓声を上げていた。
風鈴祭は2024年で14年目。権禰宜(ごんねぎ)の近藤早都治(さとし)さん(51)が、11年の東日本大震災をきっかけに、厄払いに御利益があるといわれる風鈴を集め始め、徐々に数を増やして境内に飾り付けている。全国各地の風鈴を集めており、24年は能登半島地震で被災した石川県の風鈴も取り寄せた。
7月5日には、五泉小の2年生約80人が生活科の授業の一環で訪れ、境内を見学した。あち...
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