佐渡市北小浦沖で、ダイバーが笹に短冊をくくり付ける海中七夕祭りが行われた=7月6日、佐渡市北小浦沖(フリーウェイ提供)

 新潟県佐渡市北小浦沖で7月6日、海中に設置した笹に短冊を飾り付ける「水中七夕祭り」が行われた。島内外から集まったダイバーは魚たちと触れ合いながら、「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」の世界遺産登録や健康などを祈った。

 佐渡のダイビングシーズンの幕開けとなるこの時期、佐渡スキューバダイビング協会が30年以上前から続けている。

 笹は北小浦漁港から沖合約500メートル、深さ約20メートルの「赤岩」と呼ばれるスポットに設置。2024年は...

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