
両津港周辺のまちづくりについて話し合った講演会=佐渡市両津夷
佐渡島の玄関口、両津港周辺のまちづくりをテーマにした講演会が、新潟県佐渡市両津夷の道の駅あいぽーと佐渡で開かれた。行政や港湾関係者、市民ら約70人が参加。国内外の事例を踏まえた上で、古民家の宿泊施設への再生や、加茂湖の活性化策などを話し合った。
両津港周辺は、地域振興に継続的に取り組むエリア「みなとオアシス」として、国が2015年に登録。市や市民でつくる「みなとオアシス佐渡両津運営協議会」が、まちづくりを考える機会にしようと7月5日に開いた。
はじめに元国土交通省港湾局長の山縣宣彦・港湾空港総合技術センター理事長が講演。既存施設の再生事例として、海外では港の倉庫やドックをマンションやホテルに...
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