第四北越銀行(新潟市中央区)が発表した2024年夏の消費動向調査によると、今夏のボーナスが前年より「増えそう」と回答した割合から「減りそう」とした割合を差し引いた支給予想指数はマイナス6・0で、23年夏と比べ10・0ポイント上昇した。上昇は4年連続で、賃上げが主な要因。半年前に比べ消費支出が「増えた」から「減った」を差し引いた消費支出指数は23年冬と比べ横ばいの24・0で、物価上昇などで消費に慎重な姿勢がうかがえる。

 調査は新潟県内の勤労者400人を対象に夏と冬の2回実施。今回は5月上旬にインターネットで行った。

 夏のボーナス支給予想指数は20年夏にマイナス30・0と大きく落ち込んだ後、回復...

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