
心臓マッサージに挑戦する名木野小の5年生=見附市月見台1
2004年の7・13水害から20年。新潟県見附市月見台1の名木野小学校は7月11日、いざというときに行動する力を身に付ける防災スクールを開いた。5年生約50人が参加。心臓マッサージや毛布を使って人を運ぶ方法などを学び、防災意識を高めた。
名木野小は7・13水害で1階が浸水し、児童らが一時孤立した。防災スクールは毎年この時期に行っている。見附市消防本部の隊員2人が、7・13水害などの様子を写真で説明。「道路が冠水する前に早く避難しよう。家に帰ったら家族で避難場所なども話し合うといい」と呼びかけた。
児童はキットを使って心臓マッサージに挑戦。毛布と竹ざおで担架を作る方法も学んだ。隊員は「相手を不...
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