佐渡の食品や雑貨を集めた「佐渡マルシェ」が7月12日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで始まった。農産物や海産物の加工品といった多彩な商品が並び、訪れた人が買い物を楽しんでいた。
「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録への機運を盛り上げようと、新潟日報社などでつくる実行委員会が初めて開いた。
会場には8店舗が出店し、ル・レクチエのジャム、サバやサザエのキムチ、佐渡産のコシヒカリを使った甘酒やどぶろく、カヤの実から作られたアロマオイルなどを販売。来場客が次々と買い求めていた。
新潟市東区の無職女性(68)は「柿の葉がブレンドされたお茶を試してみたい。佐渡の食べ物がいろいろあっていいですね」と話した。
7月14日まで(一部店舗は13日まで)。午前10時〜午後4時。
会場では、佐渡在住の僧侶で写真家の梶井照陰さんが愛犬の愛らしい表情や風景を撮影した写真の展示も14日まで開かれている。