小中学生や地域住民が参加した、赤泊地区の合同防災訓練=佐渡市赤泊
小中学生や地域住民が参加した、赤泊地区の合同防災訓練=佐渡市赤泊

 新潟県佐渡市の赤泊小学校で、小中学生と地域住民が参加する合同防災訓練が行われた。約150人が高台にある小学校に集まり、心肺蘇生の方法を学んだり、防災グッズの扱い方を習ったりした。

 赤泊中学校区学校運営協議会が2023年に続き主催し、7月3日に開催。佐渡沖を震源とする震度6強の地震が発生し、大津波警報が発令されたことを想定してそれぞれ避難を始めた。集まった後は、日本防災士会県支部の防災士らによるワークショップを実施。防災士指導の下、メトロノームに合わせて一斉に胸骨圧迫を実践したほか、マンホールトイレや簡易ベッドの使い方を学んだ。

 赤十字奉仕団や市健康推進協議会赤泊支部による炊き出しもあり、豚汁...

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