やわらぎを通じて交流する相川小と斐太北小の子どもたち=佐渡市相川下戸村
やわらぎを通じて交流する相川小と斐太北小の子どもたち=佐渡市相川下戸村

 相川小学校(新潟県佐渡市相川下戸村)の6年生と修学旅行で来島していた妙高市の児童が、神事芸能「やわらぎ」を通じて触れ合う交流会が開かれた。一緒にたる太鼓や唄を響かせ、子どもたちは短い時間の中で親交を深めた。

 相川小学校を7月5日に訪れたのは、妙高市立斐太北小学校の6年生10人。相川小と斐太北小は、国際理解や平和教育などを実践する、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「ユネスコスクール」の加盟校で、2023年から交流を始めた。

 やわらぎは鉱山の繁栄と安全を願い、毎年7月に地元の神社で奉納される。交流会では、相川小の児童11人が、親方と金穿(かなほり)大工役、たる太鼓の担当に分かれてやわらぎを披露...

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