本格的な利用促進策を話し合った大糸線の振興部会=7月12日、長野県大町市役所
本格的な利用促進策を話し合った大糸線の振興部会=7月12日、長野県大町市役所

 JR大糸線沿線の官民でつくる「大糸線利用促進輸送強化期成同盟会」は7月12日、第6回振興部会を長野県大町市で開き、利用促進策を決めた。糸魚川(新潟県糸魚川市)-松本(長野県松本市)間の沿線駅で開催する「謎解きラリー」を7月26日に始め、8月10〜18日、10月12〜20日を取り組み強化期間とするなどして、2025年3月末までに延べ約6万人の利用を目指す。

 関係者約20人が出席し、冒頭以外は非公開だった。

 謎解きラリーは沿線の観光案内所などでキットを無料で配り、スマートフォンを使って、出題された謎に答える形で大糸線を利用してもらう。スマホで配信されている人気ゲームと連携した「デジタルスタンプラ...

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