
ボランティアセンター内の「い〜ばしょしばた」。益川幸三さん(左)が常駐するほか、齋藤朱さん(右)ら市職員も連携しサポートに当たる=新発田市本町4
引きこもり当事者や家族の支援につなげようと、新潟県新発田市は、JR新発田駅近くのボランティアセンター(新発田市本町4)で常設の居場所「い〜ばしょしばた」を開設した。予約不要で、訪れた人は読書などをして自由に過ごせるほか、常駐のスタッフに困りごとの相談もできる。市社会福祉課は「一歩を踏み出すきっかけとなる場所を作っていきたい」としている。
い〜ばしょしばたは、ボランティアセンターの和室などを活用し、6月3日にスタートした。年末年始を除き、平日の午前10時〜午後4時に開所している。開所中はいつでも出入りでき、一人で読書などをしたり、他の利用者と交流したりと、過ごし方も自由だ。
センターは電車やバ...
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