老舗和菓子店の紅屋重正（新潟県長岡市）が、名物の酒まんじゅう「大手饅頭（まんじゅう）」を手軽に蒸し直して楽しめるセットを発売して話題だ。昔ながらの製法ゆえに「すぐに硬くなる」と言われてきたという大手饅頭。加熱機能付き容器に入れて販売することで、熱々でもちもちとした、蒸したての味を再現できるようになった。
【2021/07/10】
紅屋重正の「蒸したて大手饅頭」。看板商品の酒まんじゅうを、どこでも手軽にふかふかにできる＝長岡市
使用したのは、弁当などで広く使われている加熱機能付き容器。ひもを引っ張ると、二重底の下で生石灰と水が化学反応を起こして熱を発し、中身を温める。これにまんじゅうを入れ、店舗やＪＲ長岡駅などで昨年秋に発売したところ「簡単に蒸し直せる」と評判が広まり、地元客が買い求めるよう...
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