
日本曹達が駅の愛称のネーミングライツを取得した二本木駅の駅名標=上越市中郷区
化学メーカーの日本曹達(東京)は7月24日、新潟県上越地域で運行するえちごトキめき鉄道の二本木駅(上越市中郷区)のネーミングライツ(命名権)を取得したと発表した。正式名称はそのままで、8月1日から愛称(副駅名)として「かがくで、かがやく。日本曹達前」が付く。トキ鉄の駅の命名権取得は2例目となる。
中郷は日本曹達創業の地。現在も駅の近くに広大な二本木工場を構えている。日本曹達は「地域における認知度向上と、創立以来の地元とのつながりを深めるため」と狙いを説明している。取得金額は非公表。駅内には7月17日から先行して駅名標が掲示されている。
トキ鉄は収入確保策の一環として、3月に命名権制度を導入。...
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