「さつまいもスイーツマイスター」の新谷梨恵子さんが製造を手がける「島はるか干しいも」
「さつまいもスイーツマイスター」の新谷梨恵子さんが製造を手がける「島はるか干しいも」

 新潟県下越地方の道の駅や類似の交流拠点施設には、地域色豊かな商品がずらりと並ぶ。各駅を訪ね、お薦めの品々を紹介する。(73回目)

 2024年6月にデビューしたばかりの「島はるか干しいも」は、新たな特産品として期待がかかる粟島産サツマイモの加工品だ。素材そのものの優しい甘みが特徴だ。

 品種は、糖度が高くしっとりした紅はるか。ばっけ屋を運営する粟島観光協会が2023年から栽培し、ブランド化を進める。島はるかのネーミングは2024年3月に決定した。観光協会事務局長の松浦拓也さん(46)は「サツマイモは商品化しやすく、栽培でも繁忙期の夏場に手がかからない」と話す。

 商品化には、「さつまいもスイーツマ...

残り226文字(全文:526文字)