
佐渡市相川地区で鉱山祭が始まり、相川小児童がやわらぎを奉納した=7月27日、佐渡市
新潟県佐渡市の相川地区で7月27日、佐渡金銀山伝統の「鉱山祭」が始まった。「佐渡島の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」が世界文化遺産に登録されることが決まったこの日、大山祇(おおやまづみ)神社では相川小児童による神事芸能「やわらぎ」が奉納され、多くの見物客でにぎわった。
鉱山祭は鉱山労働者をねぎらうため、1887年に始まった。神社で行われた神事の後、...
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