
子どもたちと自然体験を行う武宮敬介さん(武宮さん提供)
生まれ育った東京から新潟県南魚沼市に移住し13年。東京在住時代も含め、子ども向けのキャンプ活動などの支援を20年続けている。キャンプ活動の企画運営などを行う「自然体験村」の代表、武宮敬介さん(44)は「子どもたちが帰ってくる場所がなくならないよう、南魚沼の自然体験を残し、広めていきたい」という思いを強くしている。(魚沼総局・小林史佳)
キャンプとの出合いは大学3年の時。子どもと遊ぶボランティアサークルの仲間に誘われ、初めて参加した。子どもたちの班を受け持ち、「言葉に言い表せないほど楽しく、もっとスキルを高めたい」と感じた。
大学卒業後、一般企業に勤めたが、自然体験に携わりたいと強く感じ、数カ...
残り751文字(全文:1051文字)