竜の絵に目を描き入れる諏訪小の児童=7月30日、上越市上真砂
竜の絵に目を描き入れる諏訪小の児童=7月30日、上越市上真砂

 新潟県上越市上真砂の諏訪小学校で7月30日、児童や地域住民らが巨大な昇り竜を制作した。2025年3月に隣接校に統合される諏訪小の閉校記念事業で、干支(えと)の辰(たつ)にちなみ、縦5・2メートル、横2・6メートルの大きな布に、躍動感あふれる竜を墨で描いた。

 今秋開催の「なおえつ うみまちアート2024」の実行委員会が諏訪小に制作を提案。全校児童22人のほかに、地元住民や諏訪保育園の園児ら約40人が加わった。

 うろこの表現は、気泡緩衝材のプチプチした面に絵の具を付けてスタンプした。竜の周りに配置する雲や雨を新聞紙などで造った。最後に児童が竜の目を描き入れると大きな拍手がわいた。

 竜の顔を描いた...

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