
新潟県庁
障害者に対する差別を解消する新潟県条例の制定に向け、県は県民の意見を広く聞くため、8月18日から県内7会場でタウンミーティングを開催する。県によると、条例をつくる過程で公に対面の場を設けて意見聴取をするのは珍しい。
条例は2024年4月の改正障害者差別解消法の施行を機に、県内の差別解消の取り組みを強化するために制定する。25年4月の施行を目指し、県は障害者支援団体や有識者らと検討を重ねている。
条例案には、不当な差別的取り扱いの禁止や、差別に関する相談体制の整備、周知を行うこと、障害者のニーズに合わせて障壁を取り除く「合理的配慮」について県が啓発することなどが盛り込まれている。
県によると、...
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