会場入り口で客のチケットを確認するボランティア=8月5日、パリ郊外のラデファンス・アリーナ
会場入り口で客のチケットを確認するボランティア=8月5日、パリ郊外のラデファンス・アリーナ

 連日熱戦が展開されているパリオリンピック(五輪)。8月11日までの開催期間中、パリ五輪を取材する新潟日報社の記者2人が、新潟県ゆかりの選手の熱戦の裏側や、現地の表情を伝えます。

 五輪では多数のボランティアが運営を支える。パリ大会では「PARiS 2024」のロゴが入った緑色のウエアを着用し、会場を奔走している。

 道や言語に不慣れな外国人が多く、会場案内のボランティアは不可欠だ。一般客のチケット確認やメディア対応など役割は幅広い。

 「フランス流」かは分からないが、面白いボランティアがいたので紹介する。

 まずは「DJポリス風」の女性。会場入り口でテニス審判のように台に座り、拡声器で並び方や入場方...

残り664文字(全文:964文字)