ラデファンス・アリーナ=7月31日、パリ郊外
ラデファンス・アリーナ=7月31日、パリ郊外
ラデファンス・アリーナ=7月31日、パリ郊外

 パリオリンピック(五輪)が7月26日に開幕しました。8月11日までの開催期間中、パリ五輪を取材する新潟日報社の記者2人が、新潟県ゆかりの選手の熱戦の裏側や、現地の表情を伝えます。

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 競泳、水球の会場になっている「ラデファンス・アリーナ」は、凱旋(がいせん)門から西へメトロ(地下鉄)で10分ほどの場所にある。普段はフランス最高峰リーグに所属する強豪ラグビーチームの本拠地だが、五輪で水泳会場に様変わりした。とにかく巨大な会場で、試合になると光の演出もあり、観客のボルテージがどんどん上がっていく。

競泳の予選が始まる前に、会場を盛り上げた光の演出=7月31日、パリ郊外のラデファンス・アリーナ

 アリーナの周辺、ラデファンス地区がまた興味深い。「パリの副都心」とされ、高い建造物が少ない...

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