
のこぎりを使って森の手入れをする子どもたち=8月8日、上越市のくわどり市民の森
新潟県上越市の山あいにある桑取地区で8月8日、市内の小学生9人が間伐作業を行い、切り出した木で秘密基地作りを楽しんだ。額に汗をにじませながらのこぎりを動かし、手際よく作業した。
地元のNPO法人「かみえちご山里ファン倶楽部」が企画し「くわどり市民の森」で開催した。作業前にスタッフが「生い茂った木や植物を切ると地面に太陽の光が届き、森が元気になる」と語り、森を手入れする必要性を説いた。
子どもたちはのこぎりを使って間伐作業をスタート。落葉低木のアブラチャンや自生しているツバキなどをのこぎりで根元から切り、森の過密を解消した。切り出した木は、アケビのつるやロープを使って家の形に組み合わせ、徐々に...
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