
鑑識体験などを行った就職説明会=7月30日、上越署
新潟県警は、上越市の上越署で体験型の就職説明会を開いた。高校生ら10人が参加し、指紋を採取する鑑識の作業などに挑戦した。
県警警察官採用試験の受験者は減少傾向にあり、2023年度は380人。ピークだった10年度1731人の4分の1に満たない。志望者を増やすため、県警は10年ほど前から各地で体験型説明会を開いている。
上越署では7月30日に体験型説明会があり、参加者が瓶に付着した指紋を採取する作業をした。特殊な粉をはけで塗り、鑑識係からこつを教わりながら指紋を浮き上がらせた。
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