ヘリコプターを使った山岳救助訓練=妙高市杉野沢の杉ノ原スキー場
ヘリコプターを使った山岳救助訓練=妙高市杉野沢の杉ノ原スキー場

 新潟県妙高市の頸南消防署や新潟県消防防災航空隊などは、妙高市杉野沢の杉ノ原スキー場で合同山岳救助訓練をした。ヘリコプターによる遭難者の引き上げなど連携を確認しながら迅速に作業した。

 訓練は、登山中の20代男性が約10メートル滑落し、自力で動けなくなった上、現場近くの川が増水し地上から救助できないと想定し、7月下旬に行った。ドローンで男性を発見し、急行したヘリが男性をつり上げ収容。救急車が待機するスキー場駐車場まで搬送した。

 妙高市にある頸南・新井両消防署管内の山岳事故出動件数は2023年が計7件だったのに対し24年は8月13日までに計9件と23年を上回っている。頸南消防署の三浦功署長は「無理...

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