謙信公をたたえ、甲冑姿で練り歩いた「栃尾謙信公祭」=長岡市谷内1
謙信公をたたえ、甲冑姿で練り歩いた「栃尾謙信公祭」=長岡市谷内1

 戦国武将・上杉謙信が旗揚げした地である新潟県長岡市栃尾地域で8月25日、「栃尾謙信公祭」が開かれた。甲冑(かっちゅう)を身に着けた市民らが勇壮に街を練り歩いた。

 謙信は長尾景虎を名乗っていた14歳の時に栃尾城へ入城し、青年期を過ごした。謙信公祭は、地元住民でつくる栃尾謙信公奉賛会が主催し、57回目。

 2024年の景虎役は新潟大学2年生の笹原知優(ともひろ)さん(19)=栃尾地域出身=が務め、中央公園で開かれた出陣式には、約60人が甲冑姿で集まった。

 謙信に仕える忍びをイメージした上越市の「殺陣チーム越後軒猿衆」が、パフォーマンスを披露。地元の栃尾衆鉄砲隊が火縄銃の演武を行い「パーン、パーン」...

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