戦国武将の上杉謙信をたたえる「第99回謙信公祭」が8月24、25日に新潟県上越市で行われた。24日夕は、甲冑(かっちゅう)などを身に着けた市民ら約230人が「川中島合戦」を再現。上杉軍と宿敵の武田信玄軍に分かれて白熱の戦闘シーンを展開した。
謙信公祭は、その遺徳をしのぶ祭りとして、1926年から続く。100回目を迎える来年に向けて機運を盛り上げようと、元宝塚歌劇団月組組長の越乃リュウさん(新潟市西区出身)が謙信役として出演した。
謙信公祭の「川中島合戦の再現」で、戦いが終わり、義の心の大切さを説き、「えいえいおー」と太刀を掲げる上杉謙信役の越乃リュウさん=24日、上越市大豆の春日山城史跡広場
謙信公祭の「川中島合戦の再現」で、家臣らを見守る上杉謙信役の越乃リュウさん=24日、上越市大豆の春日山城史跡広場
謙信公祭の「川中島合戦の再現」で、合戦シーンを熱演する甲冑姿の市民ら=24日、上越市大豆の春日山城史跡広場
謙信公祭の「川中島合戦の再現」で、上杉謙信と武田信玄が一騎打ちする「三太刀七太刀」のシーン。馬上はスタントマン=24日、上越市大豆の春日山城史跡広場
謙信公祭の「川中島合戦の再現」で、馬に乗って入場する上杉謙信役の越乃リュウさん=24日、上越市大豆の春日山城史跡広場
山形県米沢市の米沢藩古式砲術保存会による火縄銃の演武後、上杉、武田の両軍の武将役が堂々と入場。かがり火が揺れる中、有力家臣が率いる隊のほか、子どもたちやなぎなたを振...
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