東京高等裁判所が入る合同庁舎
東京高等裁判所が入る合同庁舎

 2018年に新潟市中央区蒲原町のマンションで同居男性をナイフで刺して死なせたとして、傷害致死の罪に問われた新潟市中央区のフリーターの被告(46)の差し戻し控訴審の初公判が8月27日、東京高裁(家令和典裁判長)であった。弁護側は一審判決は事実誤認だとする控訴趣意書を提出し、改めて無罪を主張。検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は10月3日。

 この裁判を巡っては、2020年3月の一審新潟地裁判決で「被告が有罪だと示す十分な証拠がない」として無罪を言い渡した。しかし、...

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