
ナカツヒロムさんの新刊写真集「佐渡のアマガエル」
大阪府在住の自然環境研究者、ナカツヒロム(本名・中津弘)さん(50)が、新潟県佐渡市に生きるカエルの愛らしい姿を記録した写真集「佐渡のアマガエル」を発刊した。カエルを通して自然の豊かさや、田んぼがある風景の懐かしさが味わえる一冊となっている。
ナカツさんは20年以上にわたり、高知県や大阪府などで鳥類や自然環境に関する研究をしてきた。2009〜19年には、佐渡市にある新潟大の朱鷺・自然再生学研究センター(現・佐渡自然共生科学センター)でトキの生態などを研究。現在は大阪府でフリーランスとして生物や環境の調査、撮影を行っている。
2023年、出版社が主催する「第9回写真出版賞」に作品を出品。奨励賞...
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