しただふるさと祭りで三条市認定名水「山と雪のうるおい」を販売する市のブース=三条市荻堀
しただふるさと祭りで三条市認定名水「山と雪のうるおい」を販売する市のブース=三条市荻堀

 新潟県三条市が販売する下田地区の認定名水「山と雪のうるおい」が、2023年7月のリニューアル以降、売り上げを2倍近く伸ばしている。漢字4文字から名称を変更、デザインも一新したことで、市の担当者は「やわらかなイメージが消費者に受けている」と手応えを感じている。

 販売元の市上下水道課によると、刷新後1年間の売り上げは5万4千本余(500ミリリットル換算)で、前年に比べ2万5千本以上多く、約1・88倍となった。

 新ラベルを契機とした販路拡大の営業戦略が奏功した。取引先は、市内だけでなく市外の道の駅や観光地、温泉宿などに10件以上増えた。8月24日に行われた「しただふるさと祭り」などのイベント販売や...

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