
車内のスマートフォンで顧客からの配車通知を受け取るアプリを操作する、日本版ライドシェアのドライバー=6月7日、仙台市
タクシー会社が実施主体となり、一般ドライバーが自家用車で顧客を有料送迎する「日本版ライドシェアタクシー会社の管理のもとで一般ドライバーが自家用車で客を有料で運ぶサービス。先行する米国や中国、東南アジアなどでは、スマートフォンアプリを介して、ドライバーと客を直接結びつけるサービスとして普及している。日本では「白タク行為」として原則禁止されているが、4月からタクシーが足りない地域や時間帯に限って導入が認められた。」の導入に向け、太陽交通新潟(新潟市西区)など新潟県内の運輸事業者2社が8月31日までに、国土交通省北陸信越運輸局新潟運輸支局(新潟市中央区)に対し、参入に必要な許可申請を行ったことが分かった。許可されれば新潟市南区で10月に事業を開始する見通し。日本版ライドシェアの導入は県内第1号となる。
日本版ライドシェアは4月に東京都などでサービスが始まった。専用のアプリを使って配車する仕組みで、運賃は乗車地や降車地を設定することで事前に確定する。現在、新潟市南区では...
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