佐渡版ライドシェアの研修で、スマホ操作を確認するドライバー=佐渡市河原田諏訪町
佐渡版ライドシェアの研修で、スマホ操作を確認するドライバー=佐渡市河原田諏訪町

 一般ドライバーが自家用車を使い有料で客を運ぶ新潟県佐渡市の実証調査事業「佐渡版ライドシェア」に、10人が参加することになった。当初は対象エリアを観光地などに限定する方針だったが、利用者の利便性を考慮して市全域に拡大し、7月26日から事業を始める。

 10人は40〜60代の男女で、内訳は両津、相川が各3人、金井、佐和田、真野、畑野が各1人。9月1日までの午前7時〜午後11時に、各自で勤務可能な日時を設定する。運行管理は新潟交通佐渡、おけさ観光タクシーの2社が担い、始業終業時の点呼業務や健康管理などを行う。運賃はタクシーと同額程度で、約7割がドライバーの報酬になる。

 事業開始に備え、7月16日には...

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