
広島派遣研修で学んだことを参加生徒が発表した報告会=新潟県糸魚川市役所
原爆の恐ろしさを知り、平和の尊さを学ぶため、8月5〜7日の3日間、広島市を訪問した糸魚川市の中学生らが29日、糸魚川市役所を訪れ学んできたことを報告した。生徒は「平和のため自分たちができることを考え、行動していきたい」と誓った。
中学生の広島派遣研修は市が2012年度から実施しており、今年は4中学から2年生11人が参加した。平和記念資料館のほか、原爆ドームを見学。8月6日には平和記念式典に参列し、灯籠流しにも参加した。
報告会で青海中の男子生徒(13)は、原爆投下後、何年か経過してから原爆症で亡くなった人もいると資料館で知ったと振り返り「止めることのできない時限爆弾のように感じた」と発表した...
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