打ち合わせをするパーセントの木村大輔さん（右）、原一郎さん（中央）、田中厳さん＝新潟市中央区関屋田町３
新潟市中央区関屋田町３の設計事務所「パーセント」は、大工が住まいの困りごとに対応する御用聞きサービス「デークル」を展開している。新型コロナウイルス禍で始め、顧客から好評を得て同社の柱となる事業に成長した。「大工はカッコイイ」という理念の下、幅広い困りごとの解消につなげている。
パーセントは建築士の木村大輔さん（４６）が２００９年に設立し、個人の住宅や商業ビルなどの設計を手がけてきた。順調に仕事が増え、２０年１月に大工の原一郎さん（５１）が入社した直後、ウイルス禍が直撃。ほぼ全ての仕事がキャンセルになった。
この危機に思いついたのがデークルだ。ウイルス禍で遠出ができない分、近所の住宅修理などの...
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