
花角英世知事の定例会見=9月4日、新潟県庁
全国的なコメの品薄状態に伴い、2024年産米の店頭価格が値上がりするとの見通しについて、新潟県の花角英世知事は9月4日の定例記者会見で「県として米価に関与することは難しい。生産者、消費者の双方に望ましい価格はどういうものか。できることがあれば考えたいが、当面は見守りたい」との認識を示した。
新米を巡っては、JA全農県本部(新潟市西区)が県内のJAに提示した仮渡し金は「一般コシヒカリ」の1等米で60キロ当たり1万7千円と、前年に比べ約2割高となっている。
花角知事は、仮渡し金が前年に比べ大幅にアップしているとし、「生産者にとっては非常に励みになる」と述べた。
コメの品薄に関しては「次々と新米が...
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