
「ポスターを見てパレスチナ問題に関心を持ってもらいたい」と話す小森はるかさん=新潟市中央区
戦闘が続くパレスチナの平和に思いを寄せるポスター展が9月15日まで、新潟市中央区の書店や映画館、バーなど9カ所で開かれている。企画した秋葉区の映像作家、小森はるかさん(35)は「一向に良くならない悲惨な状況を知ってほしい」と力を込める。
展示されているのは、1970年代から日本などで制作されたパレスチナ戦争に抗議するポスターの原画。東京のカフェ店主が長年続く戦闘を知ってもらおうと「VISIT PALESTINE」と題して2022年に展示を始め、賛同する人たちが大阪や広島などで巡回展を開いている。
小森さんは、ガザ停戦を訴え無言で立ち続ける抗議活動「スタンディング」を新潟市で続けている。その縁...
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