「米岡のはさ木道」ではさ掛けする諏訪小の児童たち=上越市米岡
「米岡のはさ木道」ではさ掛けする諏訪小の児童たち=上越市米岡

 新潟県上越市の諏訪小学校の5、6年生10人が9月5日、米岡の田んぼで稲刈りをし、上越市の文化財「米岡のはさ木道」ではさ掛けをした。児童たちは地域住民のアドバイスを受け、手作業での稲刈りに汗を流した。

 諏訪小は児童数の減少で2025年3月末に閉校し、隣接する戸野目小に編入統合する。5、6年生は総合学習として田んぼを借りて米を育て、刈り取った稲は学校のプールサイドで干していた。2024年は閉校を前に、通学路にある地域の宝「米岡のはさ木道」で、はさ掛けを体験することにした。

 児童たちは鎌で手際良く稲を刈り取ると、わらできつく束ねた。地域住民から「ひねるようにして束を二つに分けて」「隙間がないように...

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