水中の生物を採取する富曽亀小の児童=長岡市西川口
水中の生物を採取する富曽亀小の児童=長岡市西川口

 新潟県長岡市の富曽亀小の4年生が、長岡市川口地域で自然体験学習をした。魚の放流や水生生物採取などを通じ、豊かな生態系を学んだ。

 総合学習の一環で9月6日にあり、約90人が参加した。専門家から信濃川の概要や流域に生息する魚の説明を聞き、魚野川に注ぐ相川川の水が流れ込む池で、ゲンゴロウやザリガニなどを採取した。カジカやニジマスの放流も行い、「元気でね」と声を掛けて見送っていた。

 参加した児童(10)は「本当にたくさんの生き物が水の中にいると分かった。もっと詳しく川のことを勉強したいと思った」と話していた。

 児童たちは、2004年10月に発生した中越地震で大きな被害を受けた田麦山地区も訪問。NPO...

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