大雨で冠水したままの道路=23日、新潟市西区善久地域
大雨で冠水したままの道路=23日、新潟市西区善久地域

 3連休の新潟県内を襲った記録的な大雨は9月23日までに峠を越えた。新潟地方気象台によると、9月18日午前5時の降り始めから23日午後4時までの雨量は村上市三面で363・0ミリ、村上市で350・5ミリと、いずれも平年の9月1カ月の雨量を大幅に上回った。能登半島地震で被害が出た地域では、ゆがんだ道路に水がたまってひかない状況に、住民が不安の声を漏らした。

 新潟市西区善久地域では9月23日、能登半島地震で地面が傾いたりした道路やコンビニ駐車場の一部などに、大雨の水がたまったままになっていた。住民によると、地震後に冠水しやすくなったという。水たまりが残る道路前に住む主婦(51)は「補修してもすぐにい...

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