避難所で使う段ボール製ベッドを組み立てた後、寝そべってみる児童=上越市大島区
避難所で使う段ボール製ベッドを組み立てた後、寝そべってみる児童=上越市大島区

 子どもたちの防災力を高める「防災キャンプ」が新潟県上越市大島区の旧大島中で行われ、東頸中と大島、安塚、浦川原の3小学校が参加した。煙が充満する部屋での避難を体験したり、自動体外式除細動器(AED)などの使い方を学んだりした。

 地域住民や保護者らで構成する東頸中学校区学校運営協議会などが主催し、9月10日に実施した。東頸地域3中学が統合して東頸中が2024年春に開校したのを機に、中学校区内の3小学校も一緒に取り組んだ。

 キャンプには東頸中1年生46人と3小学校の5、6年生72人が参加。4班に分かれ、東頸消防署員から心臓マッサージの仕方や消火器の使い方を教わったほか、毛布を使った担架作りにも挑戦...

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