
65歳以上の高齢者らを対象に10月から始まる新型コロナウイルスワクチンの定期接種について、接種費用の自己負担額が新潟県内全30市町村のうち大半の25市町村で3800円となることが9月28日、新潟日報社のまとめで分かった。他の4市町村は独自の助成で1000〜3350円と低くし、燕市は未定としている。
ワクチンの定期接種は、65歳以上の高齢者と60〜64歳で基礎疾患のある人が対象。重症化予防を目的に年1回接種する。接種費用は1万5千円程度とされ、国が8300円を助成し、自己負担額が最大7000円となるようにする。さらに市町村と接種を受ける人が負担する仕組みだ。
住民が自分の居住地で接種を受ける場合の自己負担額は、新潟市や長岡市、上越市など25市町村が3800円。4市町村は独自に助成し、粟島浦村は1000円、阿賀町は2000円、湯沢町は3000円、南魚沼市は3350円とした=表参照=。
居住地で受ける場合の自己負担額は、...
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