
八幡館が発売した入浴剤「八幡館の湯」
新潟県佐渡市八幡の旅館「国際佐渡観光ホテル八幡館」は、八幡館の温泉成分を再現した入浴剤「八幡館の湯」を発売した。「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産に登録されたのを機に、佐渡の温泉を広くアピールする狙いもある。
八幡館の温泉は、1978年に掘削した。地下1000メートルから約48度の湯が毎時1トン湧き出す源泉掛け流しが特長で、ナトリウムイオンなどが多く含まれている。利用客から、入浴剤の商品化のリクエストがあり、長野県の入浴剤製造メーカーに依頼した。
本間東三夫(とみお)代表取締役社長は「佐渡にはさまざまな温泉宿があることを知るきっかけになれば。家のお風呂でも温泉気分を楽しんでほしい」とアピ...
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