
新潟県教育委員会は10月3日、公立高校入試で使う内申書(調査書)について、欠席日数の記録欄の廃止を検討していることを明らかにした。同日開かれた県議会9月定例会の総務文教委員会で説明した。
県教委によると、高校入試の内申書には現在、中学在学中の各教科の評定や学級活動、出欠の記録などを記載している。
合否は学力検査や評定で決まるため、欠席日数は影響しない。ただ、不登校などを理由に欠席日数が多い生徒の中には、入試に不利になるのではないかと不安に思う人もいるという。
内申書の様式変更については中学校への周知が必要なため、新様式の内申書は早くても2026年春の卒業者を対象とした入試からの使用となる。県...
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