
腰痛をテーマに講演する本間隆夫医師=佐渡市両津湊
腰痛との向き合い方を考える市民公開講座が、新潟県佐渡市両津湊の佐渡島開発総合センターで開かれた。両津地区出身で、亀田第一病院新潟脊椎外科センター(新潟市江南区)顧問の本間隆夫医師が「腰痛の原因を明示されないまま治療を受けてはいけない」と呼びかけた。
県柔道整復師会下越ブロック佐渡地区の主催。9月28日に行われ、約90人が耳を傾けた。
本間医師は腰椎の衰えは加齢で着実に進み、腰痛はその段階に合った治療が大切になると強調。神経圧迫による痛みに薬やリハビリは効果がないことや、ストレスなど心因性の腰痛が増えていることを説明した。
「みんながやっていても、科学的に証明されていない治療はしないこと。長生...
残り77文字(全文:377文字)