
外国人留学生が110番通報や護身術などを体験した県警のセミナー=新潟市中央区米山3
外国人留学生が安心して過ごせるように支援しようと新潟県警は、新潟市中央区の事業創造大学院大学でセミナーを開いた。留学生ら約50人が110番通報や護身術の模擬体験を行った。
在留、訪日外国人が近年増加していることから県警が10月1日に企画した。
セミナーでは県警の担当者が県内の窃盗や重要犯罪の認知件数が増えていることや、無免許で電動スーツケースで歩道を走り大阪市の留学生が摘発された事例を紹介し、注意を促した。
携帯電話から110番通報する流れも確認した。留学生がベトナム語や中国語で通報すると、電話を受けた県警が指定通訳員に転送。留学生は母国語で「家に知らない人がいる」などと説明した。他に、手首...
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