10月11〜13日に開く「海と星と空の柏崎映画祭」をPRする映画プロデューサーの小林三四郎さん=柏崎市
10月11〜13日に開く「海と星と空の柏崎映画祭」をPRする映画プロデューサーの小林三四郎さん=柏崎市

 常設の映画館がない新潟県柏崎市で映画文化の盛り上げを目指す「海と星と空の柏崎映画祭」が10月11日〜13日、柏崎市産業文化会館で開かれる。関東大震災直後の悲劇を題材にした「福田村事件」や、大正時代の女性解放運動家伊藤野枝の生涯を描いた「風よ あらしよ」など、10作品を上映する。映画関係者のトークイベントも行う。映画祭の関係者は「映画を通じて、知らない世界を知る体験を味わってほしい」と呼びかけている。

 市内出身の映画プロデューサーで、映画配給会社「太秦(うずまさ)」社長の小林三四郎さんらがつくる実行委員会準備室が開催する。きっかけは、2021年に柏崎市などで行われた映画「天上の花」のロケ。プロ...

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