配線の実習をしながら電気工事業界について学んだ交流授業=上越市本城町の上越総合技術高
配線の実習をしながら電気工事業界について学んだ交流授業=上越市本城町の上越総合技術高

 新潟県電気工事工業組合上越支部は、上越市本城町の上越総合技術高校で交流授業を行った。電気工事業界は若手の職人が不足し、技能の継承が課題になっており、授業は人材確保への一助にするのが狙い。2年生から「電気情報科」に所属する予定の1年生40人が参加し、作業実習などを通じて業界への理解を深めた。

 授業は9月中旬にあり、上越支部青年部会長の竹内勇太郎さん(42)ら6人が講師を務めた。竹内さんらは家庭で安心して電気が使えるようにするために電気工事業があり、社会に不可欠な存在だと解説。配線の実習も行い、生徒たちは「電線を傷つけないように注意して」と助言を受けながら作業を進めていった。

 竹内さんは「業界に...

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