さまざまな流派の生け花作品が楽しめる展覧会=新潟市中央区八千代1
さまざまな流派の生け花作品が楽しめる展覧会=新潟市中央区八千代1

 新潟県などの華道愛好家らの作品を集めた「日本いけばな芸術信越展」が10月9日、新潟市中央区の新潟伊勢丹で始まった。約20流派の出品者たちの力作を、多くの人が鑑賞していた。

 日本いけばな芸術協会(東京)が主催し9回目。県内では20年ぶりの開催となった。10月11日までの前期と12〜14日の後期に、本県のほか、富山、長野両県の会員と一般の出品作や各流派の家元らの作品計約180点を展示する。

 会場にはススキやモミジ、柿といった秋を感じさせる作品や、ミカンの根をベースに赤や黄の鮮やかな花々を配置した大作なども並んだ。

 生け花を習っている加茂市の福祉施設職員(72)は「いろいろな流派の違いが分かり参考...

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